ヨット

ヨット・パワーボート

簡単塗装でいつまでも美しく

ヨット・パワーボート

簡単塗装でいつまでも美しく

概要

日本ペイントマリンでは、お客様の愛艇を末永く美しく保つための製品を取り揃えています。

当社の製品で、お客様の愛艇を長期に美しく守るお手伝いをいたします。個人のかたでも塗装のプロのかたでも簡単に塗装を始めることができます。

ヨット製品について

優れた防汚性能

“一般の外航船や内航船と異なり、ヨットやパワーボートのオーナーが乗船する回数は限ら れています。シーズンを外すと数か月係留したままということもしばしば起こります。 例え数か月、愛艇を全く稼働させなくても、あなたに代わってマリアートシリーズなら愛 艇を汚れから守ります。”

DIYに最適

“塗装のプロでなくとも大丈夫です。適正量を、正しい塗り方で塗装すれば、仲間や家族で 簡単にDIYが可能です。マリアートシリーズの塗料と塗装道具を用意しましょう!”

イノベーション

“「マリアートAF」の2005年発売以来、日本全国の様々なマリーナや日本ペイントマリン の研究所で繰り返し性能のテストを行うことで、常にマリアートの防汚塗料の向上を図っ てきました。一方、船を美麗に仕上げるハル塗料はオーナー様のこだわりの色をご用意で きるよう、いつでも調色が可能な体制です。作業性・効率性・経済性・安全性を考慮した トータルバランスのとれた製品開発は、今後もお客様に楽しいヨット/ボートライフをお 約束します。”

ヨット製品

船底防汚塗料

ヨット・パワーボート用塗料 船体の素材 利用水域の汚染度
FRP木船アルミ艇著しい普通清水域 (※)

マリアートAF

白は塗装時グレー色ですが、浸水後時間の経過とともに白くなります。

クルーザーレインボ- 4kg


マッシヴ ネオ4kg

“* 清水域とは、海水が少ない(または海水がない)川などの水域のことです。 “

** 用途・目的によっては、ヨットにも、パワーボート用塗料をご利用いただけます。 詳しくは、 お問い合わせ ください。

プロペラ・合金部 摘要容量

マリアートX ネオ

高硬度型 500g

マリアートX ネオ エアゾール

高硬度型 300 ml (塗料: 100 ml)

とみいのプロペラキット

超撥水防汚塗装セット 1 箱

プライマー

製品名摘要

マリアートP100

プライマ-&バインダーコート
容量:4kg

マリアートP200

2液性エポキシユニバーサルプライマー
容量:4kgセット

ハル用塗料

製品名摘要

マリアートF100


ご希望の色に調色可

1液性アクリル上塗り塗料
容量:1kg

マリアートF200


ご希望の色に調色可

2液性ポリウレタン上塗り塗料
容量:1kgセット

シンナー

製品名適用塗料

マリアート AFシンナー

マリアート船底塗料
マリアート F100
容量:1L

マリアート Eシンナー

マリアートP200
容量:1L

マリアート Uシンナー

マリアートF200
容量:1L

サビ取り剤

製品名e摘要
マリアート ミラクルリムーバーネオ塗膜の上に発生した流れサビを、ツヤ引けさせることなく容易に除去することができます。流れサビのほかにもFRP面の黄ばみや、プロペラ・シャフトに付着した汚れを手軽におとせます。
容量:20Kg、1Kg 色相(性状):薄黄色の水溶性液体(強酸性 PH2.0-2.5)

製品一覧

マリアートAF

最高級の自己研磨型船底防汚塗料 長い係留期間にも優れた性能を持続します。

• FRP船、木船用
• シーズンを通して長期係留に安定的継続的な防汚効果があります

マッシヴ ネオ

高硬度型船底防汚塗料 高速でパンチングするパワーボートにも安定した防汚性能を発揮

• FRP船、アルミ/軽合金船、木船用
• 完全乾燥した塗膜表面をサンドペーパーで研磨可能

マリアートP100

ゲルコートと塗料(船底防汚塗料やハル用塗料)の付着促進用1液性プライマー

• バインダーコートとして使用可能
• FRP船専用
• 船底、ハルどちらにも下塗りとして使用可能

とみいのプロペラキット

プロペラの防汚塗装セット

• プライマー、防汚塗料、各種シンナー、ハケがセットされこれ1つでプロペラ塗装が可能です。

FRP

For ocean going vessels

  • Nanodomain structure
  • Special Silyl acrylate copolymer

Unagi

For ocean going vessels

  • Nanodomain structure
  • Special Silyl acrylate copolymer

Tommy Propeller

For ocean going vessels

  • Nanodomain structure
  • Special Silyl acrylate copolymer

LF-SEA

For ocean going vessels

  • Nanodomain structure
  • Special Silyl acrylate copolymer

マリアートAF

最高級の自己研磨型船底防汚塗料 長い係留期間にも優れた性能を持続します。

• FRP船、木船用
• シーズンを通して長期係留に安定的継続的な防汚効果があります

マッシヴ ネオ

高硬度型船底防汚塗料 高速でパンチングするパワーボートにも安定した防汚性能を発揮

• FRP船、アルミ/軽合金船、木船用
• 完全乾燥した塗膜表面をサンドペーパーで研磨可能

マリアートP100

ゲルコートと塗料(船底防汚塗料やハル用塗料)の付着促進用1液性プライマー

• バインダーコートとして使用可能
• FRP船専用
• 船底、ハルどちらにも下塗りとして使用可能

とみいのプロペラキット

プロペラの防汚塗装セット

• プライマー、防汚塗料、各種シンナー、ハケがセットされこれ1つでプロペラ塗装が可能です。

塗装

実際に船底塗料を塗るための準備と作業手順をご説明します。

サポート

よくある質問

「困った!」「どうすればいいの?」 皆様からいただいたご質問にお答えします。

船底塗料について

一般に塗料で完全な「純白」を出すことは難しく、船底塗料の「白」は若干の色味がついたものになります。

たとえば、クルーザーレインボーの「白」なら、厳密には「ミルキーホワイト」という色で、画用紙のような白に比べるとほんの少し暗い色です。 MARIART「白」の場合、防汚剤に含まれる銅のために、塗装時はグレーですが水につけるといくぶん白くなっていきます。

「ワサビが海洋の付着物防止に効果がある」という事実は、実は日本ペイントの研究成果です。
しかし、ワサビを入れるだけでいいのなら、はじめからワサビを配合した塗料があるはずです。が、そのような塗料は現在のところありません。 これは、長期間に渡る防汚力の維持・塗料価格・塗膜同士の密着力不足という問題点があるため、製品化するのが難しいためです。そのような理由から、塗料にワサビを入れることはおすすめできません。

海底部にヘドロがたまっている地域に起こる現象で、海底部から出る硫化水素と船底塗料に含まれる亜酸化銅が反応して硫化銅ができ、この作用により黒変します。ヘドロは、生活廃水の溜まりやすい都市の潮の流れのない・少ないところにたまりやすいので、ご質問の通り、地域によって起こることが多い現象といえます。

黒変してしまうと、その部分は船底塗料の防汚効果がなくなっていますので、船底塗料に亜酸化銅の含まれていない塗料(例、クルーザーレインボー)を塗るのが一番いいでしょう。
あるいは、シンナー拭きして塗り替えるか、地域的に海域汚染がひどいようでしたら、塗り回数を増やすという方法もあります。

専用シンナーを塗料の表面にはり、フタを完全に閉じて保存すれば、約12カ月は使用可能です。再度使用する際は、缶の底よりよくかきまぜてからご使用ください。

同メーカー、同品名であれば一般的に可能ですが、その際は製造メーカーにご相談ください。

船底塗料の選び方について

船底塗料には水につかると、塗膜自身が勝手に溶けながら動植物の付着を防ぐ自己消耗型と、塗膜の間から防汚剤がしみ出ることで動植物の付着を防ぐ高硬度型の2種類があります。

ヨットで海上係留なら(防汚性を考えるなら)消耗型の塗料が非常に効果的です。高硬度型では、そのメリットがいかせません。高硬度タイプの塗料は溶けないので、不要な塗膜が残りやすく、塗り重ねるたびに、あるいは数年ごとに、船底塗料剥離剤で前回の塗料を剥がすという作業が必要になります。
高硬度塗料の使用でメリットがあるのは、30ノット以上で常時走るパワーボート、あるいはレーシングヨット、ダイビング用ボートなどです。

現在、船底塗料は防汚剤として亜酸化銅が含まれているものが主流ですが、これが金属部分と接すると確かに電蝕をおこします。
亜酸化銅を含まない船底塗料(クルーザーレインボーやMASSIVE)もありますが、これらはジンクの減り方は少なくなるものの、防汚性は亜酸化銅主体の塗料に比べ少々落ちます。それに、ジンクによって電蝕から守られているともいえますので、ジンクが減っていくのが自然だともいえます。

製品にもよりますが色相を維持するため、色ごとに防汚剤の種類を変える場合があります。

現在の船底塗料の防汚剤は赤い色の亜酸化銅が主流ですので、赤い塗料には使用しやすく、それだけ赤の塗料には強い防汚性を持たせやすいといえます。

船底塗料は空気中にさらされている時間が長すぎると(例、3~4カ月以上)、その塗料の性能が落ちたり、塗面にひび割れが出てきたりすることがあります。

こういった点、特に美観の点からは陸上保管には溶ける塗料(マリアートAFなど)よりも溶けない塗料(マッシヴ)の方をおすすめします。

塗装について

新艇時はピカピカだったFRP面も、5年10年経つうちにだんだん表面が劣化していきます。 それを再度美麗にする塗料が「ハル用塗料/外板塗料」(マリアートF100、 F200)です。

陸上保管なら、この「外板塗料」を船底も含めた全体に塗装してください。このとき、船底塗料が残っていたら、すべてはがした上で「外板塗料」を塗装してください。
海上係留なら、船底には船底塗装をして、ハル部分には「外板塗料」を塗装してください。

注意:船底塗装された面に「外板塗料」がうっかり付着すると防汚効果が落ちてしまうので、塗装前にビニールシートや新聞紙などできちんとガードしてください。

「MARIART AF」や「クルーザーレインボー」などの溶けるタイプは2回より3回塗るほうが塗料の膜が厚くなり、それだけ長持ちします。しかし、1度に塗る量や塗る度の乾燥時間はきちんと守ってください。

一方、マッシヴのように溶けないタイプの塗料では、防汚効果に限定があるので2回塗りと3回塗りとの差は少ないようです。
ですが、船底塗装は「塗り回数」ではなく、「膜厚」が重要ですので、定められた量は多少塗り回数が多くなっても塗りきるようにしてください。

船底塗料の場合、1回に塗る厚さにもよりますが、塗膜が厚くなるほどはがれやすくなります。高硬度型塗料の場合は、特にこのような傾向があります。

塗膜がはがれ、その表面が荒れてくるとスピードにも悪影響が出てきます。4~5年ごとに船底剥離剤、サンディングなどで、古い塗装を除去することをお勧めします。

フジツボや緑藻の繁殖期の1ヵ月前に塗っておくのが一番効果的です(繁殖期の表はこちら)。

具体的には、フジツボなど動物類対策なら5~6月ごろ、緑藻・スライムなど植物対策なら9~10月ごろがおすすめです。また、塗料は雨による湿度を嫌がり、雨期は塗膜が乾燥しにくいため、梅雨の時期は避け、5月ごろに一回目、そして10月ごろに二回目の塗装を行うのが適切です。

新艇塗装の時、あるいは塗り替え時に古い塗膜を全て剥がしまた新しく塗り直すときは、船底塗装前にFRP素地を必ずペーパーで目荒らししてください。船底塗料が密着しやすくなります。プライマーを塗るとより密着しやすくなります。

また、塗り替え時にパラパラはがれてくる部分があったら、必ずスクレーパーなどでその部分を完全にとってください。

帽子、ゴーグル、防塵マスク、手袋など必要に応じて装着してください。

他の塗料について

下塗りにさび止めのプライマー「MARIART P 200」を塗ります。推奨塗り回数は4回です。金属部のさびを防ぐには下塗りをしっかりと何回も塗ることです。塗装回数が多いほど、上塗り船底塗料の効果もより長持ちします。

長期の係留により、FRPの船底に水分が入り込んでできたものです。水ぶくれのようなブツブツは「ブリスター」とも呼びます。このようなブリスターができる現象を「オズモシス」と呼びます。オズモシス対策は別途、お知らせ申し上げます。ご希望の方はお問い合わせください。

市販の定置網、養殖網用「漁網用防汚塗料」が有効です。

それにあたるのが、日本ペイントの「ニッペ網太郎」です。詳細はご相談ください。

その他

当社の近隣では、約15~20万円(25フィートヨットで上架+MARIARTの塗料+塗装代)です。
ただし、業者・

ただし、業者・係留場所によって、値段は異なるため、詳細はそれぞれお問い合わせください。初めて任せる場合は、塗料種/使用量/効果の持続期間などを確認することをおすすめします。

応急処置として多量の水で洗眼し、専門医の診察を受けてください。
また船底塗料だけでなく他の塗料・シンナーの場合も同様ですので、塗装の際は、安全のためゴーグル・帽子・軍手・マスクなどを装着し、塗料・シンナーが目に入ったり、直接皮膚についたりしないように気をつけてください。

刷毛は使用した塗料の専用シンナーで洗い、十分に刷毛がほぐれたら、乾かして保管してください。塗料缶は産業廃棄物として処理してください。

何かご用件はございますか?

お困りのことがございましたら当社までご相談ください。