日本ペイントマリン社員ブログ – 村田 容野

世界中で船舶用塗料を販売するためには、各国・地域で変化し続ける法規制に対応していく必要があります。REACHやバイオサイド製品規則(BPR)などの化学物質に関する国際規制から、各地域で求められる認証要件まで、必要な要件を常に把握し、認証を維持することにより、日本ペイントマリンの製品は世界中の船舶で販売され、信頼され、使用されることができます。

今回の社員ブログでは、日本ペイントマリン 技術本部 規制管理・認証部の村田 容野さんをご紹介します。村田さんは、船舶用塗料をグローバル市場に展開するために必要な認証の取得・維持や、各種法規制への対応を担当しています。

村田 容野 日本ペイントマリン 技術本部 規制管理・認証部

私は、船舶用塗料を世界各国で販売するために必要な認証の取得・維持に加え、REACHやBPRなどの化学物質規制に関連するコンプライアンス対応を担当しています。認証機関や船舶関連団体と密に連携しながら、国内外のメンバーと協力してこれらの業務を進めています。

入社以来、認証および法規制対応に関する経験を積み重ねてきました。最近では、認証・承認に関わるチームをマネジメントするため、組織の育成や効果的な体制づくりといったスキルの向上にも力を入れています。

グローバルな舞台で働く

私が日本ペイントマリンに入社したのは、世界の海事産業を支える事業に携わりたいと考えたからです。船舶用塗料は、日常生活の中で多くの人が直接目にするものではありませんが、物流インフラを支える重要な製品です。世界とつながる舞台で仕事ができることに強く惹かれました。

国内外の船舶用塗料業界団体や国際会議に参加する機会は、特に印象に残っています。社外の視点に触れることで、グローバル市場の動向や、同業他社がどのように戦略を考えているのかを学ぶことができました。特に欧州の規制当局や同業他社との議論を通じて、日本国内だけで働いていては得られにくい幅広い視点を得ることができました。より広い国際的な視野を持てるようになったことは、大きな学びでした。

縁の下で支える仕事のやりがい

認証や法規制対応の仕事は、問題が起こらないことにこそ価値があるため、目立ちにくい業務です。しかし、私たちの活動は製品販売や事業運営を支え、お客様に製品の安全性に対する安心と信頼を提供するものです。複雑な法規制対応や認証更新のプロジェクトを無事に完了できたとき、また業務改善を通じてリスクを未然に防ぐことができたときには、大きな達成感があります。マネージャーとしては、メンバーが自ら課題を見つけ、解決し、その結果として成長していく姿を見ることにも大きなやりがいを感じています。

私が大切にしているのは、「人に頼るのではなく、仕組みに頼る」という考え方です。もちろん、人が高いパフォーマンスを発揮できることが最も望ましい状態ですが、個々のスキルの違いにかかわらず、誰もが安定して業務を進められる枠組みをつくることが重要だと考えています。認証や法規制対応の業務には多くの関係者が関わるため、相手が何に困っているのか、何を必要としているのかを理解しながら進めることを心がけ、共に働く人たちへの感謝を忘れないようにしています。

今後について

今後は、認証・法規制対応を単なる管理業務にとどめるのではなく、日本ペイントマリンの事業競争力を高めるものへと進化させていきたいと考えています。現在、私たちは数多くの認証や法規制要件を確実に管理することが求められています。将来的には、デジタル技術や生成AIを活用し、これまで蓄積してきた知識やノウハウを組織全体の資産として活用できる仕組みを構築していきたいです。

また、一人ひとりが自立して成長し、主体的に活躍しながら、チームとして一体となって成果を出せる組織をつくることも、マネージャーとしての大きな目標の一つです。長期的には、日本ペイントマリンのグローバルな事業展開を支えながら、組織変革にも貢献できる専門人材として力を発揮していきたいと考えています。

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